水性塗料と油性塗料は何が違うのか?
2016.10.04 (Tue) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
住宅リフォームで使われる塗料には水性塗料と油性塗料があります。
それぞれ成分が違い、使い方も異なります。
水性塗料は、価格が安く臭いがほとんどないため、扱いやすい塗料です。
ただ、水性なので、耐候性が低く、磨耗しやすいため、耐久力が弱い弱点があります。
油性塗料は、塗料が密着して耐久性に優れている塗料です。
ただ、油性塗料は価格が高く、臭いがきついのが短所です。
水性塗料と油性塗料の基本的な違いは、顔料を溶かす溶剤の違いです。
水性塗料は顔料が水に溶かされているのに対して、油性塗料はシンナーなどの揮発性有機溶剤に溶かされています。
水性は水の蒸発によって、油性は有機溶剤の揮発によって、色の成分が付着します。
水性は取り扱いが容易で、有害物質がほとんど含まれていないために室内でも使用できます。
油性は人体に有害な物質が含まれているので、外部での使用が主になります。
油性は金属にも塗ることができ、付着力が強いのが特徴です。
水性は金属に塗る場合は下塗りや重ね塗りが必要となり、耐久性に劣るものもあります。
塗装の初心者が安心して塗るためには、水性がお薦めです。