塗装の劣化はどう見抜く?セルフチェックリストpart1
2017.05.20 (Sat) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
前回は塗装が劣化して役割を果たせなくなると起こる恐ろしい現象についてお話ししました。
しかし、「いつ塗り替えればいいかわからない!」という方がほとんどだと思います。
そこで今回は劣化の目安となるポイントを挙げていきますので、塗り替えの目安としてお使いください。
・目安は建ててから約10年
塗装の耐用年数は約10年だと言われています。
ただし例外もあります。
施工がいい加減に行われていた場合、わずか1~2年で塗料が剥がれてしまう可能性があります。忌々しき事態ですが、悲しいことに全くないとは言い切れないのです。
そのため、塗装業者もしっかり選ぶ必要があります。各塗料メーカーの仕様書に基づく徹底した施工・管理が行われていることを必ず確認してください。仕様書を順守しない場合は塗料の性能が発揮されない恐れがあります。
・外壁を触ると白い粉が付く
これは「チョーキング現象」と呼ばれます。塗料の成分は色などをつける「顔料」、外壁や顔料を保護して美観や機能を守る「樹脂」、それらがうまく機能したり塗りやすくしたりする「添加剤」の3つで構成されています。
保護膜である樹脂が劣化すると顔料が剥き出しになり、顔料は元々粉状なので劣化すると粉状に戻ってしまいます。そのため、触ると粉状になった顔料が付着します。
顔料が粉状になっているということは、樹脂は機能しなくなっているため防水機能は弱まっています。そのため、チョーキング現象が起きれば塗り替えをすることが望ましいです。
続く