屋根を工事したいけどどうしたらいいの?~施工編その2~
2017.06.29 (Thu) 更新
こんにちは。富士市、富士宮市の外壁塗装、雨漏り修理専門店のケイテックスです。
家を建てて10年ぐらい経過すると、外壁の汚れや変色、塗料の剥離などが目立って来るようになります。その場合、外壁と同時期に屋根塗装を行うと、住宅はその後も長持ちするとされています。
まず屋根工事を行うにはあらかじめ、下地材が劣化していないかどうか小屋裏や天井材を調べて雨漏り箇所がないか点検作業を行います。雨漏りを起こしているようであれば屋根の下地材が腐っていることもありますからこれを補修することも必要になります。
バルコニーの手すりなど塗装の剥離やサビが生じている場合にはペーパーがけを行いさび止め処理をした上で鉄部塗装を行います。
スレート瓦(カラーベスト)の場合には、上下・左右方向に隙間がなく詰まっている場合、雨が降った時に毛細管現象で水分が引き込まれて空気の通り道が無い為に下地が腐っている場合もあります。
このようなこともあって屋根塗装においてはシーラーやプライマー処理段階にタスペーサーの設置といってカラーベストの重ね合わせの部分にこれを挟み込んで縁切りを行う場合があります。これは下地処理の下塗り段階で作業を行い、その後に中塗り、上塗り作業を行うようになります。日本瓦などの場合はこの作業は必要なく、カラーベストの場合のみになります。